東京ばな奈「見ぃつけたっ」の話

東京ばなな、というお土産がわりあい好きである。
結構おいしいし、デザインも良い。

調べてみると(Wikipedhia)、
発売は91年、老若男女が好きな味であるバナナ味を採用。
ふーん。

しかし気になるのは、その名前である。
東京ばななのあとに「見ぃつけたっ」とあるのである。

何が「見ぃつけたっ」なのか。
なんかちょっと怖い感じもする。
(おにいちゃぁぁぁん…見ぃつけたぁ…!!!)

最近東京にいった際、東京ばななを買い求め、
お土産にも関わらず、新幹線の中で我慢できずに開けて食べてしまったとき(おい)、
必然、時間があるのでパッケージをまじまじとみつめていると、
コンセプトが書き込まれている。

People gather to TOKYO from here and there
– with memories of their home.
And then, TOKYO get’s everyone’s home town.

いろんなところから、人々が東京へ集まって来る。
それぞれの故郷の思い出と一緒に。
そうして、東京は、みんなの故郷になってゆく。

(筆者訳)

というような感じでしょうか。

これは、良いコンセプトだと思いました。
なるほどなあ。

日本語でもコンセプトらしきものが書いてある。

よくかくれんぼしたね
鬼ごっこしたね
「ハイッ おやつに
 東京ばなな」

おばあちゃん家に行ったね
汽車に乗って行ったね
「ハイッ おみやげに
 東京ばな奈」

みんなの思い出が
とろんと溶けてる
「東京ばな奈」です。

ふんふん。
なるほど。
わかったような、わからないような。

「見ぃつけたっ」はかくれんぼのことで、
故郷の遊びの代名詞ということらしい。
英語のコンセプトでは「思い出を持ち寄る」ということだったけど、
日本語の方を見ると、
帰郷した時の「東京ばな奈」が、新しい思い出になっていく、
というような意味も込められているわけだ。

ふーん。
なんか、思いのほかゆったりたっぷり考えられている気がして、
妙に関心してしまった。

同じくWikipedhia情報だが、年商は40億円にのぼるという。
コンセプトがあるから売れたのか。
売れたのがたまたまコンセプトがあったのか。

「コンセプト」というのは、結構、興味あるテーマだったりします。

まあなんか色々と
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