戦闘機、そして夜行列車に乗る(バーリ・2017-8)

素晴らしかったマテーラのサッシともお別れ。
また大移動の日。
バーリまで電車で移動して、
夜行列車でフィレンツェへ。
その後、サン・ジミニャーノへ向かう。

バーリにつくものの、夜行出発は夜の22時…。

教会なんかを見たりして、時間を潰すも、
さすがに暇を持て余し、海にたどり着いた。

へえ?結構人いるんだね、と思ったら…

なんかどんどん人が集まってきた…。
何かあるのか…。
ただの憩いの場なのか…。
と不審に思っていると、

爆音とともに、戦闘機が現れた。
これはびっくり。

イタリア空軍?
ユーロファイター?
セレモニーというかイベントがあったらしい。

あとで知ったのだが、この町の偉人(詳しくはよく分からないが)の記念日で
街はお祭りだったのだ。
確かに、出店とかたくさん出ていた。

夕日が照らす雲にイタリア国旗を描いて、
戦闘機は去っていった。

みんな、ぱちぱちぱちと拍手していた。

隣で見ていた老夫婦の旦那さんが、
すごい目を輝かせて見ていたのが印象的だった。

その後、旧市街のレストランでゆっくりゆっくり食事をし、
夜中のバーリ・セントラーレ(中央駅)へ。

夜中だし、治安は大丈夫か…タクシー使うか…
なんて考えていたが、お祭りムードで人通りが絶えず、
怖い思いをすることは一切なく、
無事にたどり着くことができた。

(ググっていたら、日本人の方で
バーリの夜が怖かったというブログを書いている方がいらした。
「恐怖のバーリ・ナイト」というタイトルで、
奥さんとおののいていたのです。)

ホームでしばらく待つと…

来ました。
ボローニャ行きの夜行列車。
朝乗り換えて、フィレンツェに向かう。

ネット予約しようと思ったが、
部屋やらなんやらが色々あってよく分からなかったので、
事前に駅の窓口で買った。

四つベッドの上2つを取ってくれた。
中は…まあこんなもんかという感じ。
あんまりゆったり眠れる感じではないが、
宿代と移動代が一体化しているのでいいか、という感じ。
ひとり、111?。

下のベッドに他の人もいたので、
早めに電気を消して、眠りにつきました。

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