サン・ジミニャーノ2日目、そしてフィレンツェへ(イタリア2017‐10)

ガイドブックによれば、サン・ジミニャーノから、
ワイン蔵をめぐるツアーに参加できるとのことだった。
15ユーロくらいで、夕方発、3時間くらいのコース。
なんといってもトスカーナ地方。
ワイン蔵の見学をして、ワインを購入せねば。

しかし、街のインフォメーションで聞いてみると、
ひとり60ユーロ、朝から晩までで三つの蔵を回るコースだよ、とのこと。
ちょっと重いな…と躊躇し、結局申し込まなかった。

街にはワイン博物館みたいなところがあって、ここでも試飲ができた。
そこで、周辺のワイン蔵が紹介されているパンフレットを入手。
博物館のおじさんいわく、車で行くのが普通とのことだったが、
徒歩でもいけそうな蔵を探し、
翌日の朝、電話でコンタクトをとってみた。(英語の得意な奥さんが。)

すると、一人8ユーロで、見学+ワインの試飲5種類できるという。
昼過ぎに来てくれとのこと。
おお…。電話してよかった…。(奥さんが英語で。)

街を出て、農場をてくてく歩く。
昼下がり、天気もよくて、大変気持ちがよい。
30分もせず、到着。

ちょっと早すぎたので、時間まで、
ワイン蔵の前にあるレストランで、コーヒーを飲む。
外のテーブルに通されると、
すごい盛り上がっている一団が。
やたら美味しそうな肉を
(のちにこれは「フィオレンティーナ」と呼ばれる
Tボーンステーキということが発覚する。)
食べながら、ワインを飲んでがはははと笑っている。

うまそうだ…。

さて、ワイン蔵見学スタート。
イタリア人の一家と一緒に見学。

この樽が全部ワインだとは…。

ぶどう畑。

歴史のある蔵らしいのだが、
生物農薬を使って有機栽培したりと、
時代に即した新しいチャレンジが求められている…など、
色々説明が聞けました。

畑が一段違うと、ぶどうの品質が変わるなど。
繊細ですね…。もはや文化。

中央の黒い服の女性が、蔵を継いでいる一家の娘さんです。

ワインを寝かせるタンク。
初歩的かもしれませんが、
「皮ごと入れたら、赤」
「実だけで作ったら白」
って知ってましたか?
そういう違いなんだと今更ながら奥さんと驚きました。

至福の試飲会の様子がこちら。本当に至福。
有料で、3杯くらいまで…とかって話だったのに、
みんなで「うまいうまいうまいうまいうまい」と感動していたら、
結局5杯くらい頂けました。笑
しかも、結局料金とられなかったし…。

一緒に見学した家族のお父さんが、
「君たちは新婚か。それはめでたい。
あのね、よく覚えておきなさい。
”正しい答えは、常に妻の言葉である”。
ゆめゆめ忘れないように…」

と語ってくれた。なるほど、心します。

本当においしいワインだったので、
お土産用に、たくさん購入。

日本へShippingして手ぶらで解散。
素晴らしい見学会でした。

さて、時間もそれなりに遅くなり、微妙におなかが減ってきた。

ただ、試飲会で簡単な料理も出してくれたので、
ちょっとだけ食べたいな…という感じに。

結局、見学の前に訪れたレストランに入ることに。軽く食べる。

ラザニア。おいしかった。


何らかのお肉。おいしかった記憶が。
Tボーンステーキは、フィレンツェで堪能することにした。

お会計をすまし、これから歩いて街に帰るんですよね~と話していたら、
お客さんの一人が「は!?まじか?」と車に乗せてくれることに。

ぶっとばしてくれて、一瞬でたどりつく。
めっちゃ運転荒かったけど、笑
すごく助かりました。ありがとうございます!!もう一泊して、翌日フィレンツェへ。
移動日の夜は、奥さんたっての希望でオペラ観劇に。
演目はえーっと何だっけ。笑


雰囲気あってよかったのですが、
やはり言葉が全然わからないし、筋を知らないので…。観客席を見回してみると、
若い綺麗な女の子と、バシッとスーツでキメたおじいちゃんがデートしてたりして、
ほうほう、イタリアだなあというような雰囲気はありましたね。

しかし都会は疲れますね。

旅ゆけば
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