畑でぼーっとする

奥さんが、職場の初老で男性に
「人間、ぼーっとする時間がないと辛いよ。
 ぼーっとする時間は、案外、大事なもんだよ」
というようなことを言われ、そうかもなあと思ったと話していた。

でも、ぼーっとする時間ってどんな時間だろう?
なんかスマホとかいじってるし意外にないよね、みたいな話になった。

たしかにそうだな。

子どもが生まれてから、ぼーっとする時間は格段に減ったと思う。
でも、これまでの人生で相当量ぼーっとしてきたので(特に学生時代)、悔いというかそういうのは無いような気がする。

この春に大学に入学されたという皆さん、ぜひ悔いのないようにぼーっとしといてください。

さて、こういう会話があってからふと思ったのだが、家の畑を作っている時間は、なんだかぼーっとできているのではないかと思った。

適度な負荷の単純作業はあるんだけど、基本頭の中はぼーっとしている。
この前の日曜日、水菜の種を植えて畑を見てみたら、何だかすっかりこの庭が好きになっているなあとしみじみおもった。

にんにくが大分おおきくなってきた

自分が「こうしたい」っていうのと、「草が生えたり勝手にそうなる」というバランスが、面白いんだと思う。
作業が終わって、ちょっとぼーっとするのが心地いい。暖かくなって来たし。

すっかり春が来て(ここのところちょっと冷えるけど)、もうダメかなと思っていたハーブの根元に、またしっかり新しい芽が出てきたりして。

こういうちょっとした風景にも、なんだか温かみのあるぼーっとした気持ちにしてもらえます。

畑とか燻製とか家とか
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