お正月におせちの一環としてスモークサーモンを作ってみたのですが、これは…。予想以上のうまさと、そしてレシピの簡単さにびっくりしました。
※燻製、やってます。ほかの燻製レシピや「燻製のはじめかた」はこちら。
用意するものは、
・ジップロック
・食塩
以上終わり、です。もちろん燻製の道具は必要ですが…。あと、食べる際はピンクペッパーとレモン、玉ねぎなんかと一緒に頂くと、大変美味です。しょうゆを一滴垂らしてみるのもオツですね。
さて、まずはサーモンがないと始まりません。「肉のハナマサ」にて、サーモンを発見したところから、今回のプロジェクトは立ち上がりました。
さすがにでかいので、半分にえいやっと切り、ジップロックに入れて7%食塩水に浸します。400mlの水でいい感じだったので、28gの食塩を使いました。ジップロック使うと、使う水・食塩の量が少なく済むのでいいですね。
しっかり口を閉じたら、冷蔵庫で3時間ばかり寝かせます。それから、風乾燥。真冬とはいえ、ポカポカ陽気だったので、窓を開けて室内で部屋干ししました。
風乾燥用ネット、梅干しから燻製まで、重宝しています。吊るしてつくるベーコンなんかは「S字フック」をつかえば家じゅうどこでも乾燥させられますが、こういう「寝かす系」には干し網ですね。
さて、乾燥させたらいよいよ燻製器の中へ。形が崩れないように、そーっと金網に寝かせます。
煙はスモークウッド(ヒッコリー※くるみ科の木)にお任せ。コンロでしっかり火をつけたら、あとは火の元に注意しつつ、放置です。いやこれは簡単。生食用サーモン買ってきて、その日のうちに仕上がっちゃうのがいいですね。
外が寒かったのもあり(燻製したのは12月末。もちろん秋~冬しか無理ですね)、燻製器内の温度は20℃ちょっと。「冷燻」って難しい&素人には無理と思っていたんですが、いや、できちゃいます。むしろベーコンよりお手軽。
さて気になる仕上がりは…?
最高でした。口に入れたとたん、スモーキーな香りが口いっぱいにひろがって、サーモンの脂の旨味が何倍にも感じられます。これはうまい!!ジップロックに入れて、冷凍で保存。食べたい分だけスライスして、解凍されたころに頂きます。いや、これは本当に幸せ。ちなみに、空気抜きはボールにたっぷり水をはって、下からつけていってジップを閉じると上手く行きますよ。
そのまま食べても、冒頭のようにピンクペッパー、玉ねぎ、レモンで頂いても〇。バルサミコ酢なんかをちょっとだけたらしてみるのもいいですね。もうひとつおススメの食べ方がこちら。サーモンサンドです!
しっかりめのちょっといいパンを買って来まして、クリームチーズを下地にたっぷりぬりこみます。アボカド、自家製ハムと本丸サーモンを乗せて、胡椒をぱらっと…。ロケーションもあいまって(後ろに江の島が見えてます)、もう、ほんと、最高でした…。
手洗いはじめ、衛生面をきちんとするなど食中毒に注意しながら、みなさんもぜひぜひ試してみてください。周りの方に大喜びされますよ(うちの奥さんにベーコン以上に喜ばれました)。
その他の燻製レシピ、燻製の”始め方”はこちらから!
スモークサーモンの基本レシピは、レシピサイト「ぷちぐる」さんを参考にさせて頂きました。
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