古民家を探そう(2)運命のメール

前回の続き。あれから職場に通える範囲に現存する、様々な古民家を内見した。
千葉、神奈川、山梨など現地まで行って、10件いかないくらいの数を見たと思う(そもそも関東圏には売っている古民家が少ない)。

みた段階で「あぁ、これはいいなあ」と思うところは多いわけではなく、「これはなあ」という感じのところが多い。「いいなあ」と思ったところでも、下記の条件を満たすところはなかなか現れない。

  • 価格(リフォームも含めた現実的な値段)
  • 通勤(ドアtoドアで2時間が限界かと思う)
  • 安全性(災害リスクをチェックして、許容できるか否か)
  • 広さ(間取り、庭含めて、子どもが大きくなっても大丈夫か)
  • 雰囲気(家自体、庭、周辺含め)

リフォームをそこまでせずに、そのままなら…と思う物件もないわけではなかったが、結構な金額と年感の固定資産税が30万という額に手がでなかった…というところもあった。駅から近くてよいのだが…。

裏に手作りの防空壕やトンネルがあるおうちもあった。
この防空壕のある崖が家に迫りすぎていて、土砂災害のリスクを許容できずに諦めたが…。
(ちなみにリスクはこちらのサイトが調べやすいですよ。

NHK全国ハザードマップ
国・都道府県・市区町村から収集した災害リスクデータを、全国どこでも確認できる地図にして公開(期間限定)。リスクを“知って”、もしもの時を“想像”し、的確に“逃げる”。あなたとあなたの大切な人の命を守る準備をするためのページです。

家探しって大変だな…とおもっていたところ、私が初期にSNSで見付けたある古民家の物件について、不動産屋さんから連絡が入った。

「売り主さんから連絡があり、打診頂いている値段で了承されるとのことです。」

がばっ!!!!まじか!!!!
実は、建物としてはとても気に入っており、価格について交渉するも、「提示金額+500万」を下回るのは難しい…という回答だったため、一時保留になっていた物件だったのです。

歴史もあり(中世文書が保存されていた)、雰囲気もよかったものの、屋根・床板等は全部直す必要があり、リフォームの予算を考えると、購入金額はなるべく抑えないと現実的ではない…と考えていたのだった。

やったぁっぁあああぁ。

冷静に考えると、最初に定時されていた金額の30%の金額(30%引き、ではない。70%引きだ)だから、かなり譲歩して頂いている。

また、嬉しかったのは、「残置物に関しては、必要なモノを指定してもらえれば、それ以外は片付ける」と確約をして頂けたこと。すごい…。

内見させて頂いたところ、そのお宅は家だけでなく、そのままの棚などの家具が時代を感じさせて相当素敵だったので、とても嬉しい。

奥さんと最終確認をして、ついに「購入申込書」を提出。
いよいよ買うのか、古民家を…。

月末には、リフォーム業者さんに床下なども含めて本格調査&見積もりをお願いしています。
でもローンの問題とか山積み…。また書こうと思います。

コメント