様々な分析に使える国勢調査の最新版!(2023年時点)
ただ…ダウンロードが都道府県別で47個のzipファイルをダウンロード→解凍するのは大変…。
そこで、全47都道府県のデータをまとめてcsvにして、ダウンロードできるようにしましたのでご活用下さい。
データの出典
政府統計の総合窓口e-Stat
トップページ→統計地理情報システム→統計データダウンロード
選択条件: 国勢調査 / 2020年 / 小地域(町丁・字等) / 男女別人口総数及び世帯総数
整理に使ったツール
python3.8.12 pandas,os,glob
全国一括の国勢調査2020csvデータ
csvファイルのダウンロード
国勢調査2020小地域_tblT001081Call.csv(12.9MB)
コピペで日本の総人口を計算してみよう!
ダウンロードしたcsvをExcelで開いて、試しに日本の総人口を計算してみましょう。
単純にT001081001(人口総数)の列をsumで合計すると・・・
333,125,653人
と、日本の人口が3億人を越えてしまいました。少子化はどこへやら…。
この国勢調査のデータでは、たとえば
①「札幌市中央区」の人口の合計
と、
②「札幌市中央区」の中の「宮ヶ丘」の人口の小計
が両方並記されています。
①の中に②の人数も含まれているので、
両方を足してしまうとおかしなこと(2重にカウント)になってしまうというわけです。
総人口を出したいときには、「HYOSYO」という列が1のものだけを合計します。
※HYOSYO:地域階層レベル。
1:市区町村、2:大字・町名(異なる字・丁目の地域を含まないもの)、3:大字・町名が同じ字・丁目の合計、4:字・丁目を表す。
具体的には、
=SUMIF(B:B,1,H:H)
という関数で求めます。ここでB列がHYOSYOの列、H列が総人口の列です。
これを実行すると・・・
126,146,099人
となりました。良い感じの数字ですね。
本当にあってるかな?
総務省統計局の資料によれば・・・
総務省統計局「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果」
我が国の人口は1億 2614 万6千人(2020 年(令和2年)10 月1日現在)
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline_01.pdf
見事に一致していますね。日本の総人口って、こうやって計算されていたのですね。
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